2018.3.16
完成披露試写会レポート


3月15日(木)神楽座で主演の服部彩加さん、小柳友さん、堀江監督、本作のテーマのコンテンポラリーダンスのつながりで、世界30ヶ国以上で公演し、第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した近藤良平が主宰するダンスカンパニ―・コンドルズからオクダサトシさん、山本光二郎さんををお招きして完成披露試写会を開催しました。当日の本編上映前の舞台挨拶の模様をレポートさせていただきます。

初演技映画で初主演の服部彩加が魅せるコンテンポラリーダンスの挑戦
人生初の公務員役で元ドラマーを演じた小柳友

初めての演技にして映画初主演を果たした服部彩加さん、人生初の公務員役を演じた小柳友さん、そして本作が商業用長編作品として初監督となる堀江貴大さんが登壇。

服部さんは、「撮影して1年近く経ちあっという間だという気持ちと、いよいよ公開というスタートとなるので、ワクワクな気持ちでいっぱいです」と初主演作品の公開が間近であることへ期待を膨らませた。そして「実は出演オファーが来た時、マネージャーに『コンテンポラリーダンスができますか?』と聞かれました。私はクラシックバレエ、新体操、競技ダンスの経験があるので、コンテンポラリーも出来ると思い『できます』と答えてしまいました。しかし、コンテンポラリーダンスは全く別物でした。クラシックバレエは重心が上なのですが、コンテンポラリーは力強さ・エネルギー・パッションで動いていく。形が決まっていないため、何でもいいことは非常に難しいことで、苦労しました」とオファーされた時の秘話や苦労したことを語りました。

続けて小柳さんは、「僕の役所は、元々ドラムをやっていた公務員です。デビューから今まで20本ほど映画に出演していますが、公務員役は初でした。本作のために自分も5年ぶりくらいにドラムを叩きました。元ドラマーという役の伊藤が、ドラムに触れていく中で徐々にどのように人間が進化していくのかを大切にして演じました。一度は夢を諦めても、また新しい夢の向き合い方を描ければいいなあと思いながら、役に向き合いました。この映画をみて、夢との付き合い方はいろんな形があるということを、色んな方に観ていただきたいです」と語っていただきました。

堀江監督は、「映画祭のオープニングとして1回上映して以来、本日お越しいただいている皆さんが最初のお客さんになります。観ていただいて初めて映画は完成するので、どんな感想になるのかドキドキしています。コンテンポラリーの面白さを伝えたいという想いが、この映画を作るきっかけとなりました。ダンスとドラムでコミュニケーションを取り合っている瞬間を楽しんで頂きたいです」と本作への想いを語った。

そしてゲストとして、ダンスカンパニー・コンドルズのオクダサトシさんと山本光二郎さんが学ラン姿で登場すると、開口一番にオクダさんは、「世界で一番体重のあるダンサー(自称)です」と挨拶し、会場の爆笑を誘った。

山本さんは、「“コンドルズ”は今年で結成22年になります。学ランでコント・ダンス・人形
劇・演劇・映像をつくり、世界中でステージを踏んでいます。クラシックバレエは、綺麗な型を目指すのですが、型を崩すのがコンテンポラリーダンスです。“何でもあり!”とも言えます。例えば、観客の中に赤ん坊がいてその子が泣いたとしたら、泣き声さえも舞台の一つになると考えています」とコンテンポラリーダンスについて説明してくれました。

作品を一足作に観たオクダさんは、「主役二人の会話の言葉がすごく綺麗で、今時の人ではないような品のいい美しい言葉のやりとりが非常に好きです。ダンスシーンは、プロからみても充分素晴らしいと思いました。型通り踊るヒロインが、自我に目覚めて自由な表現を目指してく。これこそがまさにコンテンポラリーダンスの根幹、発祥なので非常に良かったです。権威が確立している世界ではなく、ゼロから作りあげていくコンテンポラリーダンスを描いたこの映画が、ダンスをはじめる人や見る人に何かしら影響を与えてくれればと思います」と、映画への期待を願っていただきました。

最後に服部さんが「ドラムとコンテンポラリーのセッションは勿論のこと、作品中に散りばめられたダンスシーンが沢山ありますので、そちらも見所です!」と作品アピールしてくれました。

ANIMA

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完成披露試写会レポート


3月15日(木)神楽座で主演の服部彩加さん、小柳友さん、堀江監督、本作のテーマのコンテンポラリーダンスのつながりで、世界30ヶ国以上で公演し、第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した近藤良平が主宰するダンスカンパニ―・コンドルズからオクダサトシさん、山本光二郎さんををお招きして完成披露試写会を開催しました。当日の本編上映前の舞台挨拶の模様をレポートさせていただきます。

初演技映画で初主演の服部彩加が魅せるコンテンポラリーダンスの挑戦
人生初の公務員役で元ドラマーを演じた小柳友

初めての演技にして映画初主演を果たした服部彩加さん、人生初の公務員役を演じた小柳友さん、そして本作が商業用長編作品として初監督となる堀江貴大さんが登壇。

服部さんは、「撮影して1年近く経ちあっという間だという気持ちと、いよいよ公開というスタートとなるので、ワクワクな気持ちでいっぱいです」と初主演作品の公開が間近であることへ期待を膨らませた。そして「実は出演オファーが来た時、マネージャーに『コンテンポラリーダンスができますか?』と聞かれました。私はクラシックバレエ、新体操、競技ダンスの経験があるので、コンテンポラリーも出来ると思い『できます』と答えてしまいました。しかし、コンテンポラリーダンスは全く別物でした。クラシックバレエは重心が上なのですが、コンテンポラリーは力強さ・エネルギー・パッションで動いていく。形が決まっていないため、何でもいいことは非常に難しいことで、苦労しました」とオファーされた時の秘話や苦労したことを語りました。

続けて小柳さんは、「僕の役所は、元々ドラムをやっていた公務員です。デビューから今まで20本ほど映画に出演していますが、公務員役は初でした。本作のために自分も5年ぶりくらいにドラムを叩きました。元ドラマーという役の伊藤が、ドラムに触れていく中で徐々にどのように人間が進化していくのかを大切にして演じました。一度は夢を諦めても、また新しい夢の向き合い方を描ければいいなあと思いながら、役に向き合いました。この映画をみて、夢との付き合い方はいろんな形があるということを、色んな方に観ていただきたいです」と語っていただきました。

堀江監督は、「映画祭のオープニングとして1回上映して以来、本日お越しいただいている皆さんが最初のお客さんになります。観ていただいて初めて映画は完成するので、どんな感想になるのかドキドキしています。コンテンポラリーの面白さを伝えたいという想いが、この映画を作るきっかけとなりました。ダンスとドラムでコミュニケーションを取り合っている瞬間を楽しんで頂きたいです」と本作への想いを語った。

そしてゲストとして、ダンスカンパニー・コンドルズのオクダサトシさんと山本光二郎さんが学ラン姿で登場すると、開口一番にオクダさんは、「世界で一番体重のあるダンサー(自称)です」と挨拶し、会場の爆笑を誘った。

山本さんは、「“コンドルズ”は今年で結成22年になります。学ランでコント・ダンス・人形
劇・演劇・映像をつくり、世界中でステージを踏んでいます。クラシックバレエは、綺麗な型を目指すのですが、型を崩すのがコンテンポラリーダンスです。“何でもあり!”とも言えます。例えば、観客の中に赤ん坊がいてその子が泣いたとしたら、泣き声さえも舞台の一つになると考えています」とコンテンポラリーダンスについて説明してくれました。

作品を一足作に観たオクダさんは、「主役二人の会話の言葉がすごく綺麗で、今時の人ではないような品のいい美しい言葉のやりとりが非常に好きです。ダンスシーンは、プロからみても充分素晴らしいと思いました。型通り踊るヒロインが、自我に目覚めて自由な表現を目指してく。これこそがまさにコンテンポラリーダンスの根幹、発祥なので非常に良かったです。権威が確立している世界ではなく、ゼロから作りあげていくコンテンポラリーダンスを描いたこの映画が、ダンスをはじめる人や見る人に何かしら影響を与えてくれればと思います」と、映画への期待を願っていただきました。

最後に服部さんが「ドラムとコンテンポラリーのセッションは勿論のこと、作品中に散りばめられたダンスシーンが沢山ありますので、そちらも見所です!」と作品アピールしてくれました。


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3月15日(木)神楽座で主演の服部彩加さん、小柳友さん、堀江監督、本作のテーマのコンテンポラリーダンスのつながりで、世界30ヶ国以上で公演し、第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した近藤良平が主宰するダンスカンパニ―・コンドルズからオクダサトシさん、山本光二郎さんををお招きして完成披露試写会を開催しました。当日の本編上映前の舞台挨拶の模様をレポートさせていただきます。

初演技映画で初主演の服部彩加が魅せるコンテンポラリーダンスの挑戦
人生初の公務員役で元ドラマーを演じた小柳友

初めての演技にして映画初主演を果たした服部彩加さん、人生初の公務員役を演じた小柳友さん、そして本作が商業用長編作品として初監督となる堀江貴大さんが登壇。

服部さんは、「撮影して1年近く経ちあっという間だという気持ちと、いよいよ公開というスタートとなるので、ワクワクな気持ちでいっぱいです」と初主演作品の公開が間近であることへ期待を膨らませた。そして「実は出演オファーが来た時、マネージャーに『コンテンポラリーダンスができますか?』と聞かれました。私はクラシックバレエ、新体操、競技ダンスの経験があるので、コンテンポラリーも出来ると思い『できます』と答えてしまいました。しかし、コンテンポラリーダンスは全く別物でした。クラシックバレエは重心が上なのですが、コンテンポラリーは力強さ・エネルギー・パッションで動いていく。形が決まっていないため、何でもいいことは非常に難しいことで、苦労しました」とオファーされた時の秘話や苦労したことを語りました。

続けて小柳さんは、「僕の役所は、元々ドラムをやっていた公務員です。デビューから今まで20本ほど映画に出演していますが、公務員役は初でした。本作のために自分も5年ぶりくらいにドラムを叩きました。元ドラマーという役の伊藤が、ドラムに触れていく中で徐々にどのように人間が進化していくのかを大切にして演じました。一度は夢を諦めても、また新しい夢の向き合い方を描ければいいなあと思いながら、役に向き合いました。この映画をみて、夢との付き合い方はいろんな形があるということを、色んな方に観ていただきたいです」と語っていただきました。

堀江監督は、「映画祭のオープニングとして1回上映して以来、本日お越しいただいている皆さんが最初のお客さんになります。観ていただいて初めて映画は完成するので、どんな感想になるのかドキドキしています。コンテンポラリーの面白さを伝えたいという想いが、この映画を作るきっかけとなりました。ダンスとドラムでコミュニケーションを取り合っている瞬間を楽しんで頂きたいです」と本作への想いを語った。

そしてゲストとして、ダンスカンパニー・コンドルズのオクダサトシさんと山本光二郎さんが学ラン姿で登場すると、開口一番にオクダさんは、「世界で一番体重のあるダンサー(自称)です」と挨拶し、会場の爆笑を誘った。

山本さんは、「“コンドルズ”は今年で結成22年になります。学ランでコント・ダンス・人形
劇・演劇・映像をつくり、世界中でステージを踏んでいます。クラシックバレエは、綺麗な型を目指すのですが、型を崩すのがコンテンポラリーダンスです。“何でもあり!”とも言えます。例えば、観客の中に赤ん坊がいてその子が泣いたとしたら、泣き声さえも舞台の一つになると考えています」とコンテンポラリーダンスについて説明してくれました。

作品を一足作に観たオクダさんは、「主役二人の会話の言葉がすごく綺麗で、今時の人ではないような品のいい美しい言葉のやりとりが非常に好きです。ダンスシーンは、プロからみても充分素晴らしいと思いました。型通り踊るヒロインが、自我に目覚めて自由な表現を目指してく。これこそがまさにコンテンポラリーダンスの根幹、発祥なので非常に良かったです。権威が確立している世界ではなく、ゼロから作りあげていくコンテンポラリーダンスを描いたこの映画が、ダンスをはじめる人や見る人に何かしら影響を与えてくれればと思います」と、映画への期待を願っていただきました。

最後に服部さんが「ドラムとコンテンポラリーのセッションは勿論のこと、作品中に散りばめられたダンスシーンが沢山ありますので、そちらも見所です!」と作品アピールしてくれました。